ぼっち・ざ・ろっく！（楽曲編）

さて楽曲を見ていきましょう！

そもそも自分とぼっち・ざ・ろっく！の出会いを説明しましょう。
カラオケ友達が結束バンドの歌ばっかり歌っていて、星座になれたらがまじで良い曲だと思ってそこから知った感じ。
それで星座になれたらばかり半年くらい聞き込んでいて、全然アニメとか見ていなかったし物語のバックグラウンドも何も知らなかったんだけど、星座になれたらだけソムリエになってたみたいな感じ。
だから星座になれたらの思い入れは本当にすごかったし、アニメで聞けたときは半年越しのカタルシスがやばかった。もちろんあのシーンも良かったのもあって、ウルッとしちゃったなぁ。

というわけで、アニメを完走して、星座になれたら以外の曲も知れたし、みんな良い曲だからちょっと語りたくなったのです。

世間の評価

まず、世間の評価を見ていこうか。YouTube Musicの高評価数を見てみる。
楽曲は出現順。

シングル盤

1.5万青春コンプレックス
4714 Distortion!!
7125 カラカラ
1.1万ギターと孤独と蒼い惑星
5623 あのバンド
7799 なにが悪い
2000 忘れてやらない
4479 星座になれたら
1277 転がる岩、君に朝が降る

アルバム盤

9490 青春コンプレックス
3501 Distortion!!
4389 カラカラ
1.1万ギターと孤独と蒼い惑星
6062 あのバンド
3336 なにが悪い
9119 忘れてやらない
1.6万星座になれたら
9832 転がる岩、君に朝が降る

これを見ていくと、劇中曲はアルバムの評価が信頼できそうで、ED曲はシングルの評価が信頼できそうってことかな…。
後半の劇中曲はシングルで全然聞かれていないように見える。
民意は個人的にもそれなりに納得いく感じします。

自分の評価

よし、では個人的5強を挙げていきます。これも出現順。

青春コンプレックス
カラカラ
ギターと孤独と蒼い惑星
なにが悪い
星座になれたら

青春コンプレックス

アニメで毎回聞いていて良い曲だなって感じた曲。
最初はそんなにぱっとしなかったけど、なんだか毎話聞くのが楽しみになってきた曲です。
サビの、「かき鳴らせ」とロングトーンで力を溜めてから高音で力を解放する感じが気持ちいいな。

カラカラ

こーれはクールさとかっこよさと可愛さが共存してまーじで天才。良い曲すぎる。大好き。
Aメロの「重大な問題」で上がるところで一気に引き込まれる。
で、ボーカルのリョウちゃんがめちゃくちゃ良くて、重大な問題のハイトーンをミックスボイスで歌うことでみずみずしさを出しているところがすーごい天才。まじ可愛い。
で、Bメロの「いざ踏み込め」ではほぼ地声でハイトーンも歌いきって、かっこよさがすごい。Aメロとの対比にクラクラする。
サビは逆らわず歌って、低音のかっこよさと高音の可愛さを詰め込んでいて、とてもお得。
メロの魅力がほんとすごい。こういう曲は全然飽きなくて聞き込んじゃう。
結束バンドのボーカルは、声色は喜多ちゃんがほんと可愛いけど、歌唱技術やハイトーンの安定性とかはリョウちゃんのほうに分があるのかもって思う。
この曲で、ぼざろの推し誰？のランキングにリョウちゃんが急浮上したことは言うまでもない。
作曲の中嶋イッキュウさんのことは知らなかったけれど、Aメロでわかる。この方は自分の好きな曲を書く人だ…。
かっこいいガールズバンドって感じの曲で最高でした。

ギターと孤独と蒼い惑星

結束バンドのデビュー曲。
Aメロ、Bメロ、サビと、メロディーも楽器もじわじわ盛り上がっていくところが良いなぁ。
こういうところは青春コンプレックスも似ているな、と思う。
デビュー曲というところもあって、演奏技術的にもそれほど求めない感じがする。けどその分それぞれの楽器そしてボーカルが剥き身で耳に飛び込んでくる感じが、バンドサウンドだなって思うし、できたばかりのバンドかもしれないけど、これから結束していくぞっていう気概も感じる。
物語的なバックグラウンドも含めて印象に残る曲だなと思った。
しかし、この曲書いたリョウちゃんすごい天才だな…。
ぼっちちゃん、心臓鳴り止まない的な歌詞好きだよね。

なにが悪い

こーれ天才。来ちゃったよ最高に可愛い曲が。そして作曲はthe peggiesの北澤ゆうほさん。これは可愛い不可避ですよ。ほんと。ほんとに。
the peggiesそして北澤ゆうほさんは、ヒロアカのED「足跡」で知ってました。
この曲が本当に可愛い曲で、女の子が歌って可愛い曲を書く天才だなって思ってた。
足跡に関しては、ボーカルのセクシーなところを最高に引き出すメロディーライン作りが天才の一言。the peggiesは北澤さん自身がボーカルだから、自分の声の良いところも完全に把握していて、それを最高に魅力的にする曲を自分で書くというまさにオンリーワンなバンドだと思ってます。今は活動休止しているようで、寂しかったんだけど、こういった形で再会できたのが僥倖ですわ。
さて前置きが長くなってしまった。
虹夏ちゃんらしいさっぱりとしてて可愛さを全開にした楽曲。浜風を感じるような爽やかさを感じる。
「惨めな夜もバカ笑いもあのね、その後が言えなかった日も」がMAX可愛いポイントだな！
虹夏ちゃんは音程が揺れるところがあってそこが特徴的だなと思う。その魅力を最高に引き出した2音の交互連続フレーズ。虹夏ちゃんも音程をムチのように振って一番可愛く聞かせてくれる。そもそも惨めな夜も〜の上の音が虹夏ちゃんの一番可愛い音程だなと。うーん何から何まで狙い通りに虹夏ちゃんボーカルの良いところを引き出しているなと思う。
物語的には8話のライブと虹夏ちゃんの思いを聞いてからのED初登場で、縦に流れるエンドロールに虹夏ちゃんの曲、と記憶に残るところが大きかったなと思う。

星座になれたら

ずるじゃんね。
みんながひとつになっていることがまず前奏の時点でわかる。聞いた瞬間これは違うとわかる。
そしてメロのゆったりとしたメロディー。喜多ちゃんの声の魅力はこういった落ち着いたフレーズで綺麗に出るんだなぁ。
AメロからBメロ、そしてサビへと繋がる流れがスムースで、聞き続けて飽きない良曲。
後半も、ギターソロ、Dメロ、サビのボーカルソロと、1つの楽曲として全くスキがなくて完成度がほんとうに高い。
でも…一つだけ言わせて。オープンハイハットかな？すごいうるさいときがあるw
物語的には…もう何も言うまい。それまで積み上げたみんなの信頼がピンチを最高の見せ場に変えた。フォローする喜多ちゃんほんとかっこよかった。
逆にこの曲より後のトリがあったってマジ？ってなるよね。これを超えるトリはあるのか？ギターと孤独と蒼い惑星かな。原点！って感じ。
最後に…この曲歌いやすいんだよなぁ…。またカラオケ行って歌いたいなぁ。喜多ちゃんみたいな魅力は出せないけど自分なりの星座になる！