ひろがるスカイ！プリキュア17
第17話 わたせ最高のバトン！ましろ本気のリレー
そろそろましろにフォーカスが当たるだろうと思っていたら、最高のソラまし回だった。
運動会が開催されるソラシド学園。
当然のようにリレーのアンカーに推薦されるソラ。そして、ソラからの指名で、ましろがソラにバトンを渡す役に選ばれる。
ましろはそれほど運動が得意ではない。ましてやクラスの花形となるリレーに出ることなんて、考えたこともないことだったに違いない。
ましろとソラ、ツバサでリレーの特訓を行う。
ソラのアドバイスは、「前だけ見て走る」2人にとっては当然のように思えたが…？
3人の息が合ったコンビネーションはもちろん、その間エルちゃんのお世話をするあげはさんがまたいい。ほっこりするシーン。
さあ、リレーが始まる。
待機中に緊張するましろを、ソラが励ます。ふたりの絆を感じる、優しい舞台裏の光景だ。
走り出すましろ。順調に加速していく。ところが…
ましろは転んでしまう。
やってしまった。時間が止まったかのように感じられる。次々と、追い抜かされる。
だが、ましろはそこで諦めなかった。再び走り出す。ソラに言われたように、前だけ見つめて。ソラだけを見つめて。
自分の仕事を終えることができたましろ。あとは、ソラの番だ。
ものすごい土煙を上げて、全員を抜き去っていく。最後はギリギリで1位を取る。
素晴らしい結末。だが、ましろの心は複雑だった。素直に喜べなかったと思う。
失敗してしまったこと、ベストを尽くせなかったこと。今まで練習してきたものはなんだったのか。
ましろの中には様々なものが渦巻いていたに違いない。
駆けつけたソラも、友達と走りたいから誘った一面があることと、転んだましろを見て一度は諦めかけたことを謝る。ソラの中にも本気ではない一面があったことを打ち明けたのだ。
だが、ましろは立ち上がって、本気で向かってきた。それを見て、ソラも力がわいてきた。
自分の殻を破ることは新鮮だ。知らない世界が見えることだ。
今までましろは本気で運動をやったことはなかったに違いない。
だが、今回リレーに本気で取り組んで、新しい自分を知ることができた。
本気で悔しいと感じた。それは、真剣だったということだ。
誰だって、いつだって、新しい自分を見つけることができるだろう。
いつになっても、新しいことに挑戦することは価値があると思った。
特に、今まで得意じゃなかったことこそ、新しい自分を切り開いてくれるのかもしれないと思った。
自分も運動が得意ではないので、走ったり、体を鍛えたりするのは何か自分の中で新しい気づきが得られるかもしれない。
また、少し前には絵を描いていた。最近サボってしまっているけど…。でもそのときも、少しずつ上達していく感覚が気持ちよかったし、自分の中の可能性が広がっていくのを感じてとても新鮮だった。
成長や、上達…。少し怖れるところもあった。だってかけた時間だけ成長できるかわからないから。また、勉強にも運動にも苦しみが伴う。頑張って理解しなければいけないし、運動すると疲れる。いずれにせよ、自分の限界を超えないと成長できない。それを怖れているところがあった。自分の限界を超えることで、疲れてしまうことから目をそらしてきた。だが…それも自分の…自分の人生を新鮮にするには大事なことなのかもしれないと思った。まずは、時間効率などを考えると重荷になるから、とにかく、やってみたいことにチャレンジしてみることが大事なのかなと思った。
自分にとってはなんだろう。やはり絵かな。プリキュアの絵を描きたい。二次創作したい。最悪誰にも届かなくてもいい。自分の中にある妄想を外に出したい。一生拓ゆいやあげツバを描きたい。
ほかにもいろいろ夢が思いつくけど、ここでは内緒にしておきます。自分を新しくしてくれる存在、出来事を大事にしていきたい。
今日のエンディングはキュアハート！生天目さんだーやったーありがとう〜。
生天目さんと言えば苺ましまろの伸姉とか女子高生 GIRLS-HIGHですね。ドキプリも未履修なのでいつか学びたい。
さあさあ来週はついにあげはさんの変身ですね。これはしっかり見守っていきたい。
また、あげはさんの保育実習についても描かれるのが楽しみだ。最強の保育士、働くプリキュアが生まれるのはとてもわくわくする。
そして、変身と、それによる4人の関係性の変化に注目していきたい。
特に、あげはさんは別の学校に通っているから、他の3人にいつも付き添っていられるかわからないのが気になるところ。常に4人揃うかわからない。そう感じている。
そして…例年の心配事、ヒロガリズムがいつまで続くか問題。今年の展開はちょっと違う。だからEDがどうなるかは本当にわからない。ここは静観していきたいと思う。本当に良い曲だからずっと聞き続けたいよ。
それではまた来週！最近2000字結構超えられて嬉しいな。文章書くのもうまくなりたい。
