ひろプリ09

ひろがるスカイ!プリキュア09
第9話 勇気の翼、飛べキュアウィング!!

めちゃくちゃいい話だった。まじで涙出た。
ツバサくんの揺るがない心がしっかり描かれていて本当ツバサくんかっこよかった。
ギャグもちりばめ方もまた雰囲気を壊さない節度を守っていて心地よい。
ギャグに関してはデパプリは真顔で面白いことを言うタイプで、ひろプリはしっかりギャグと自覚してやってる感じがする。

ツバサくんはエルちゃんを守りたいという気持ちを強く持っていた。
スカイランド出身だということも同じだし、プリンセスだという重みもよく知っていたに違いない。
プニバード族の姿でも、人間の姿でも、エルちゃんを守ろうと奮闘する。
でも、そのままの姿では力が足りなかった…
空は飛べないし、昔の嫌な記憶はよみがえるし、カバトンに抗いながらも、いろいろ考えていたはずだ。
結局、エルちゃんとともにカバトンに捕らえられてしまう。
それでも気持ちが折れることなく、最後には、エルちゃんを優先して逃がそうとする。
エルちゃんのバスケットにつかまって一緒に逃げようとするが、二人乗りでは速度が出ない。
それで、空中でエルちゃんのバスケットを離す。それはツバサの死を意味することだった。
そこまでしてもエルちゃんを救おうとする気持ちに心を打たれた。
その瞬間、ツバサの心が花開き、プリキュアの力が芽生える。ヒーローとしての心、内面が認められた瞬間だった。
プリンセス・エル、あなたのナイトが参ります!
まじで泣きそうになった。

キュアウィングの変身。
サムズアップや足を開いたり、ガッツポーズする仕草が、男の子っぽい快活さを出している。
それでいてウィンクが反則的に可愛いのよね……。
衣装がものすごく可愛い。小さなシルクハット、2つのイヤリング、ショーパン、太ももに巻いたリボン、そして翼をかたどりながらも可愛くお尻を隠すマント。そして何より、片目を隠していた前髪がかき上げられ、力のこもった両目をあらわにしたこと。
まさにプリキュアにふさわしい男子、というか、プリキュアに男女の垣根なんてないな、と確信させてくれる堂々たる立ち居振る舞いだった。
天高く広がる勇気、キュアウィング!
良い。良い(語彙力)

変身し、空を自由に飛べるようになったウィング。初めての飛行の感慨に浸りつつも、敵を倒す。
ひろがるウィングアタックもかっこよかったわ…。

最後のソラとの握手シーンでは、ツバサがイエベ、ソラがブルベだ〜とか考えてた。ほーんと指綺麗なんだよな…。
握手してもいやらしくない、男女の垣根のない、良い友情の画だなと思った。
それはソラの性格もそうだけど、ツバサの鳥としての本来の姿があるおかげだし、人間としても中性的な雰囲気をしっかり出しているし、自分からは前に出ない性格や、学問に興味を持っているところも落ち着きを持たせ、プリキュアとしてみんなと一緒にしてもいやな感じがしない理由となっているように思う。よく練られた設定だなと思った。

エンディングで泣きそうになった…というかこれは単純に曲が良すぎるんだけど、ウィングのセリフが全然入ってこなかったな…。
とにかくエンディングはウィングばかり見てました。かっかわいい…

次はツバサくんの歓迎会。日常が描かれるみたい。
変身シーンが気になるなぁ。もう少しウィング単体での変身シーンを見たいところだけど…。
それではまた来週!