ひろプリ05

ひろがるスカイ!プリキュア05
言葉なんていらない、友達だから守りたい、助けたい。一緒に戦いたい。
スカイのヒーローとしての大きすぎる責任感を溶かした、プリズムの優しさと友情に心を打たれた。

人一倍責任感が強くて、ヒーローとしての自負が強いスカイ。だから認められない。プリズムが戦うことが。エルちゃんを守るのは自分の仕事だから。それがヒーローとしての自分の使命だから。
だから、ましろには変身してほしくなかった。それがソラにとっての友情だった。初めての友達を守るのがヒーローだから。
でも、ましろはむしろ、ソラと一緒に戦えることを喜んでいただろう。それがましろにとっての友情であり、守り、助け合うことだった。

ましろが戦うことを拒んでいたソラだが、守りたい、助けたいというましろの気持ちが届き、友達として、仲間として戦うこととなった。
その2人の気持ちに呼応して、エルちゃんが力を生み出す。協力での必殺技が発動した。
プリキュア・アップドラフト・シャイニング!
かつてのプリキュア・マーブル・スクリュー!のように、手をつなぎ、2人のビームが混ざり合う。敵は天に開いた、変身スカイミラージュを模した穴に吸い込まれて浄化されていく。かっこよくて神々しい技だ。
特に、発車前にプリズムがマイクを持ち替えるところがものすごくかっこいい。

印象的だったシーンは、ソラとましろが離れて会話するところ。2箇所あって、どちらも2人の溝を感じて切ないシーンだった。
一つ目は、道路越しの会話。信号は赤信号で、すぐ近くのはずなのに歩み寄れないのがもどかしい。ソラのましろの変身を拒む気持ちが伝わってくる。
二つ目は、ビル越しの会話。同様に距離が離れている。だが、変身したプリズムなら、跳んで近づける。苦しむソラに手を差し伸べる、ましろの気持ちが表側に出ている。
ふたつのシーンの対比が切なく、美しかった。


ソラは近頃悪い夢を見ていた。ましろが襲われてしまう夢だ。それは中途覚醒するほどソラを苦しめていた。
それほどヒーローとしての使命感が強かったということだろう。
それで、ソラとましろはぎくしゃくしてしまっていた。

しばらくサボっていたカバトンは闇の女王?的な存在に怒られてしまう。
今まで単機特攻だったカバトンに初めて上司が現れた。
敵世界の様子も少しずつ見えてきている。

今日のエンディングゲストはキュアサマー。
元気で可愛い。そして寒そうw
エンディングテーマのヒロガリズムは本当に良い曲だなぁ。エンディングらしいミドルテンポで歌いやすくて踊りやすいところがいい。そして前奏がかっこよくてわくわくする。

来週はましろちゃんが学校へ行く回。
学校へ行けないソラちゃんはどうするのかな…ここでも2人の掛け合いに期待。
それではまた来週!