ひろプリ41

ひろがるスカイ!プリキュア41
第41話 ましろと紋田の秋物語

紋田…憎めないやつだな。
バッタモンダーは、落ちこぼれとして、アンダーグ帝国から見放された存在として、葛藤を持っていた。
そんな紋田がましろに感化されていく。

落ち葉の例えで、自身が落ちこぼれていたことを告白する紋田。
それを心配するましろ
良いシーンだったと思う。

そんな紋田が、スキアヘッドに見つかって、処分されそうになる。
それを助けるプリキュアたち。
そして次の次の回では、紋田がバッタモンダーであることが、プリキュアたちにバレてしまう。そこでどうなるか。

紋田は憎めないキャラだなと思う。
悪にもなりきれない、強くなれないことに苦しむ。
こんな敵キャラがいてもいいと思う。
プリキュアたち、特にましろに救われる存在は重要だ。
ましろの、全てを包む優しさは、敵をも包む。

だが、ソラに対応する敵はいただろうか。
それはスキアヘッドだったかもしれないが、ヒーローの信念を持って敵を倒せただろうか?
自分は、ソラのヒーローとしての人格が結実していないように思う。
そして、そのままこの物語が終わってしまうのだろうか。
自分はそこが消化不良に感じる。
迷い悩むのがヒーロー、ということを伝えたかったのだろうか?
もっとシンプルで、明確なヒーロー像を描くべきだったのではないだろうか。
力こそ全て、ではないとしたら、ソラだけでは足りなくて、ましろがいないとヒーローが成り立たないことになってしまう。
ソラが主人公として弱く感じてしまう。
最後の着地点がどうなるか、楽しみより心配が勝る状況だなと思う。

それではまた来週!