ひろプリ34

ひろがるスカイ!プリキュア34
第34話 もんもん!ましろと帰ってきたアイツ

もんもん!って書いてあるのに、全然気づかなかった。バッタモンダーか!
その…自分の中ではモンモンってカタカナだったんですよ(言い訳)
バッタモンダーが生きていることが分かってまず良かったし、ついでにカバトンも生きていること、それどころか安普請のアパートの隣同士で住んでいるのが笑える。
お互いの正体は知らないみたいだし…。
お話の中盤で、あの…目がいっちゃってる強い人に会ったときも、アンダーグ帝国は失敗を許さない!と言ってばれるのを怖がっていたから、帝国からは見放された存在なのだろう。
故郷からも追い出され、ソラシド市で健気に生きているのは涙を誘う。
彼らはそれなりに異形だけど、人として普通に生きていて、バイト先で怒られるとか普通にあって、所持金が数百円しかなくて、不思議な可笑しさを感じる。

さて、今回の本題は、ましろが絵本作家に向けてまた一歩を踏み出すお話。
ましろは新作の絵本を書き上げる。というか10冊めとかそのくらい描いていて、この時点ですごい情熱だなと思う。
それで、保育園?図書館?的なところで読み聞かせ会を行う。
ましろの絵本はみんな楽しんでくれたけれど、ある男子はつまらない、と言って席を立ち、外で遊んでしまう。
ほとんど大成功だったのだが、ましろはその一点が気にかかってしまう…。
自分の絵本はつまらなかったのか、話の流れに良くない点がなかったか、いろいろ逡巡していたようだ。
そこでバッタモンダー…が人間の姿に変身した、門田さんに会う。門田さんは美術大生という設定で、絵を描く先輩の立場からましろの心をへし折ろうと、ましろに接近する。
てか、門田さんがかっこいい。てかバッタモンダーの時点でかっこいいわけだが。ひょろっとしたなりで、ちょっと疲れた感じのある目をしていつつも優しげがあって、美大生と言われて違和感がない(勝手な妄想だと音大生っぽい)。ましてや声はKENNさんなのである。キャラ付けでねちっこさを出していても、素材がかっこいいから!というわけでまったく敵には見えないのだった。
さて、門田さんは少しずつましろを精神的に追い込んでいく。会話しながら、門田さんは相手の様子を妄想していくが、その絵柄がアホで面白い。みんなレレレのおじさんみたいな目になってるw
最終的に、絵を描く覚悟だ足りないんじゃない?と言い放って、ましろを悩ませることに成功したようだ。

そのとき、目のいっちゃってる…調べないと名前覚えないな…あ、スキアヘッドか。奴が登場。戦いに身構えるプリキュアたちと、ばれてないか怖がる門田さんw
変身は4人とエルちゃんでセパレートだった。まだキュアマジェスティ変身記念キャンペーンということか。
戦いの中で、プリキュアたちで交わされる言葉に「覚悟」があった。覚悟があって戦っている。その言葉が、同じ覚悟という言葉に迷わされていたましろに気づきを与えた。プリキュアとして戦うこと、それに迷いがないこと、それと同じ。それと同じように、絵本制作に情熱を注ぐ。そういったことが彼女の頭の中でぴったりとはまったのではないだろうか。

結果的に、バッタモンダーはましろに良いアドバイスを与えたことになった。
誰もが楽しんでくれるものを作ることは難しい。でも、ひとりでも楽しんでくれる人がいれば、その人のために全力で絵本を描く。ましろはそう決心したのだった。
夢を持つこと、それに一歩一歩近づいていくこと。ましろの進みはゆっくりに見えて、着実に前進している。本人でもそれに気づかずにやきもきすることもあるだろうけれど、それもきっと、周りのみんなと、時間が解決してくれる。まさに継続は力なりという言葉がぴったり当てはまる人だと思う。まさにましろらしい。そしていつしか気づかぬうちに、大きな存在、素晴らしい絵本作家になっていると思う。大人になってから、大物絵本作家としてインタビューを受けて、でもがむしゃらにやっていただけです、そうしたらこうなっていました、そんな風な台詞を言いそうなキャラだなと思った。

さて来週はどんな話だろう。どうしてこんなに次回予告のことを忘れてしまうんだろうな。
ソラちゃんが野球部の特別コーチに!?波乱の予感だがもう楽しい話なのが確約されているような回だと思うw
で、脇役として出てくることになった以前の敵たちが、今回も何かしら絡んでくるか?少し楽しみにしていようと思う。

それではまた来週!