ひろプリ36

ひろがるスカイ!プリキュア36
第36話 あげは、最強の保育士失格!?

全然失格じゃない。子どもたちのことを第一に考える、最強の保育士だよ。
久しぶりにプリキュア見て涙ぐんじゃったね…。
絵作りからも持って行かれる良い回だった。
まさに芳山さんの無駄遣い。光と影の魔術師ですね。そして、メリハリのある絵作り、動き作り、ここぞというときに最高の感動を生み出す唯一無二の個性を、素晴らしいタイミングで発揮してくれた。
特に最終シーンでバタフライがたけるくんを見送るところは最高にかっこよかったね…最後の最後まで、できることを模索し、実行に移したあげはの愛情が、深い感動を生んだのだなと思った。

あげはにとって、大人として相談しやすい相手がツバサなのだと思う。
種族も違うし、中性的なところも話しやすいんだと思う。
でもあげはは自分が大人であると自覚しているから、周りの未成年に悩みや落ち込みを見せるのも良くないと感じている。その気持ちの表れがツバサへの「少年」呼びにあるんじゃないかなと思う。ツバサの優しさと思いやりは感じるけれど、頼りきってはいけない、大人としてのプライドがそこにあるのかなと思った。もちろん、その上でも、頼るときには頼るし、信頼感は持っているから、数少ない、寄りかかったときに、ツバサくん、って呼ぶんだと思う。
18歳という年齢は、法律の上では大人なのかもしれないけれど、きっとまだまだ未熟だから、いくつになっても悩むと思うから、だからもっとみんなを頼っていいと思う。悩む姿もまた人間の一面だから。
だからあげツバは推せるんですというお話でした。

もうひとり、あげはの心の支えとなったのが、あげはの保育園時代の保母さんだった。あげはの目標としていたその保母さんは、なんとたけるくんのおばあちゃんだった。思わぬところで再会する2人。かつての恩師に出会うあげは。先輩に勇気づけられるあげは。素晴らしい再会シーンだった。

たけるくんとの別れは避けられなかったけれど、それでも前向きに応援していくあげはが印象的なお話だった。ふさぎ込んでしまうたけるくんに焦りと心配を隠せないあげはも、等身大の悩みを感じて共感を持てた。
別れという普遍的なテーマに、あげはの弱さと強さ、両方を見せてくれたことが、深い感動を与えてくれたのかなと思う。それを彩る芳山さんの絵作りが、さらに感動をプラスしてくれた。いい話だったなぁ。
涙うるうるして、すぐこの日記を書くのがもったいなくて、しばらく余韻に浸っていたからね…。

さて、来週はあげましの思い出の話みたい!あげは度高まってるよ最高だよー!

先週の感想はいつか…書き…ます…。
それではまた来週!