ひろプリ28

ひろがるスカイ!プリキュア28
第28話 あげはのアゲアゲファッションショー

えーとですね、お盆でした。実家に帰省をしていたわけですね。
自動的に食事が出てくる環境にだらけながらも、日曜日だけは早起きをしてプリキュアを見ました。
ここまでは偉いのですが、プリキュアの後に待っていたのは高校野球だったわけですね。
抗えなかった。プリキュア感想を書くという使命感は、高校野球を見たいという誘惑に抗うことができなかった。
そのまま結構な期間が経っても重い腰を上げることができなかったわけですね…。
で、さすがに2週間放置はあかんやろ、と今頑張っているところなのです。

さて、プリキュア20周年として様々なイベントが催されている本年ですが、正直に、少し疲れています。大して追いかけてもいないのですが、毎年の3倍はイベントの供給量が多いのに、少し息切れしている感じです。
なんていうかな…そのエネルギー、もっと普段の年に薄く均してもらえたらいいのにな…なんて思ってしまいました。
完全に贅沢な悩みです。
自分は、全プリキュア展と、バス停広告、あと池袋のフラッグジャックで充〜〜分おなかいっぱいになっていました。
怖れていたのは、イベント攻勢にかまけて本年のひろプリがおろそかになることですが、そうはなっていなくて救い。
一応全プリキュアライブは2日目夜公演狙いで現地参加したいと思ってます。チケット取れなかったら配信で楽しみます。

いつだって、最初に見たものの衝撃が一番すごいんだよね。
自分は初代プリキュアを見てええやんとなってまばらに見て、でもそこまでどハマりもせず、以降の続編も全然見ることなく、長い月日が経ちました。
人生の途中でネジが1個吹っ飛んで女児ゲーにはまり、その流れでプリキュアに再度目を向けることになったのです。
それがスタプリだった。それがキュアミルキーだった。
あの年は本当にどっぷりと浸からせてもらった。楽しみに楽しみ尽くしたと思う。ここら辺の思い出もまた別途記事にしてみたいな。
えーと、とにかく何が言いたいかというと、現在は「あの頃」ほどどっぷり浸かれていないなーと思うわけです。
コンテンツとの距離感や楽しみ方は、やっぱりそのはまり具合によって変わってくると思う。
でも、まあーどうしても惰性で楽しんでいるなーって、ちょっと冷静になっちゃう自分もいる。
それがね、それがだめだとは思わないんだけどね。人生のささやかな楽しみとして、毎週供給が約束されたコンテンツって本当にありがたいし。
でも、あの自分を全部捧げるような楽しみ方ってできてないなーとか、最近そういったコンテンツないなーとか思っちゃうのです。
女児界隈はコンテンツ自体が減っているし…。最近、毎週ライブするアニメを見ていないな、ってさみしさも感じる。
だから、選択肢自体が減っているのも悲しいことなんだよね。一時期の最強のニチアサ、アイプラプリキュアプリチャンミュークルの布陣が懐かしい。今?プリキュアしかいないんだ…。
今年のプリキュアはかなり楽しい。それでも自分が「ただのアニメを見る人」になってしまっているのがむなしさを感じているのです。
そうならないために、毎週感想を書いているんだけどな。これ自体も惰性になっちゃっているな。そんな自分が悲しいな。むなしいな。
なんというか、もっとコミットしたい、みたいな気持ちはあります。
絵が描けたらファンアート描いてX(旧Twittter)に上げたいし。でも絵心ないし…。なんて、絵心ないことなんて言い訳でしかなくない?自分の愛はそんなもんなの?何と比べてるの?
あれ?なんだか話題の雲行きが怪しくなってきたからこのくらいにしておこう…。
今回は、なんだか自分語りというか、思いをぶちまけたい日だった、ということで…。

さて、本題に入ろう。
あげはさんのお姉さん2人が登場する回。
あげはさん同様お姉さんも美人。そして仕事もしている。あげは一族はひろプリの大人、社会人枠としてうまく設定されている。
早乙女まりあ、読モから俳優をやっている。
早乙女かぐや、モデル兼ファッションデザイナー。
ってこれは才能の塊すぎる。妹の最強の保育士も素晴らしいけれど、もっと素晴らしい才能を掘り出せるのではと考えてしまう。

この3人でどんな話が繰り広げられるのかというと…、ソラシド市で行われるファッションショーにエルちゃんが出演するというお話。
マネージャーさんに一目惚れされたエルちゃんは、ファッションショーに出演することになる。
ランウェイを歩いているエルちゃんはぐずつきそうになるが、そこであげはさんが助けの手を差し伸べる。
思わぬ形でファッションショーの舞台に上がってしまったあげはも、せっかくなので着ている服をアレンジしてランウェイを歩く…!
やっぱりあげはさんは可愛いし、大人だし、すごく良いよね。大人と子どもの両方の魅力をもっている、中間のポジションとして活躍してくれるほーーんとに良い子。
以前のプリキュアにも大人びたポジションの子はいたけど、それでもやっぱり中学生で、というか同じ学校に通う人、という括りが強すぎるので、どうしても大人役になることができなかったと思う。そういう意味でも、新成人として君臨するあげはさんのポジションは新鮮で頼もしい。

今回のお話は前半部分はあっさりしていて、なぜか戦闘の描写がしっかりされていた。
それは割愛しちゃおうかな。プリズムがプリズムショット打ってくれたのが嬉しかったなーくらい。
戦闘の比重を上げると、本編がこんなに薄まっちゃうんだ、と驚いた。
普段は戦闘があっさりしすぎていると感じているんだけど、戦闘増やしたら増やしたで薄いなぁ、と。
30分のアニメで物事を伝えるのって難しいな、と思った。
そして、戦うことに意味を持っていたプリキュアも、変わってもいい時なのかもしれない、と思った。
毎話毎話戦う必要はない、と思った。変身だけして人助けをする回とか、そもそも変身しないのもありかも。そうなると、従来の魔法少女、変身少女アニメに近づいていくのかもしれない。
それでも、もはや変身少女界の寡占コンテンツであるプリキュアは、そういった多様性を逆に模索していっても良いのかもしれない。
例えば今の構造って、敵サイドがあまりにも無能なんですよね。それも、仕方ないとは言えなんだかなぁと思うところがあって。敵も敵でちゃんと暗躍している回があってもいいと思うし。

ま、そんな感じー。今回はいつもよりお気持ち多めでしたね。許されよ。
えーと、次回は怖いぬいぐるみのお話、でした。
それではまた来週!てか明日!え、てか今日になってる!?