デパプリ29

デリシャスパーティ♡プリキュア29
「皆さんは怖いものってないんですか〜?」
「ある。
だが、怖がっていては、何も変わらない。
怖いと思ったときは、自分が守りたいもののことを思うんだ。
そして一歩を踏み出す。
本当に怖いのは、一歩目だけだ」

あまねのこの言葉がすべてだった。
大人にも刺さる言葉。自分の守りたいものは何だろう?それを考えさせてくれる言葉だった。
自分の守りたいものは決まっている。だから、そこに向かって進んでいけば良い。
すべて、つながっていくんだ。

あらすじとしては、ついにクッキングダムに行けるようになり、クッキングダムでのひとときを満喫するお話。
雲や花、川にまで食べ物が流れていて、我々の世界とは違うテクノロジーを感じる。
クッキングダムの案内を、クックファイター見習いのセルフィーユという女の子がしてくれた。
彼女には悩みがあって、どうしてもクックファイター試験に受かることができないそうだ。
それは怖がりのせいで、吊り橋を渡ることができなかったり、敵と戦うことも怖がったりしていた。
そこにかけたあまねの言葉が、最初のセリフだ。
ウルッときてしまった。
結局クッキングダムでも戦いが起きてしまい、そこでセルフィーユも勇気を出すことができた。デリシャストーンを受け取り、クックファイターとして戦うことができた。
なお、この戦いはセクレトルーの初陣でもあった。一人とはいえ簡単にクッキングダムに来ることができてしまうのはかなり恐ろしさがあるが、野暮な考察はやめておこう。

クッキングダムからの帰り道には、先代プリキュアのイメージが流れていた。
まさかのスタプリから!そう、映画への予習ないし復習なのかなと想像する。
みんなそれぞれ違う戦いをしている。みんなそれぞれ守るべきものがある。
構成がしっかりとした、良い回だったと思う。

それではまた来週!