デパプリ21

デリシャスパーティ♡プリキュア21
お話は死ぬほど良かった。それもあって喪失への悲しみが大きくなる。
DELICIOUS HAPPY DAYS♪が終わってしまった。
ああ…これで今日の記事を終わりにしてもいいかも。うそ。

今回は、閉店する和菓子屋さんを守ろうと情熱を燃やすらんちゃんのお話。
そして、らんちゃんとあまねさんとの絡みも見られた良い回だった。
あまねさんは、らんちゃんとは形は異なるが思いは同じ。
それでもお互いに思いは伝わらなくて、けんかをしてしまう。

自分も、ここはあまねさんの気持ちと同じだ。
人それぞれ事情がある。そして、もう決まったことをどうこうしようというのは難しい。
そう、そうなってしまった時点で、もう手遅れなのだ。
もちろん、それをなんとかしたいらんの気持ちもわかる。
でも…仕方ないんだ。
始まり合って終わりもある。
作中でもそう言っていたとおり、出会いがあれば別れも避けられない。
そう、EDテーマもそうなんだ。だから、自分はらんちゃん寄りの気持ちで、叫びたい気持ちを抑えながら、心の準備をずーーーーーーっとしてきたんだ。

記憶を食べる。人々に記憶として残る。とても良い言葉だと思った。
自分の記憶にも、DELICIOUS HAPPY DAYS♪は残り続けるだろう。

さて、新EDの話をしようか。
思った以上に良い曲だった。路線としては、ヒーリングっど♥プリキュアのミラクルっと♥Link Ring!に近いと感じた。
自分の想像では、もっとストリングスでふわふわとした曲だと思っていた。
けど、ピアノがキラキラしたダンサブルな曲で、しっとりとしていながらもノリノリになれる良いバランス感の曲だと思った。
作編曲は森いづみさん。過去プリキュアでは挿入歌や映画主題歌を手がけていた。
さて、曲は素晴らしい。お歌はどうか?どうなんだ?
この歌手さんは、自分の表現のためにこの歌を利用していないか?聞き手のことを考慮に入れているか?
一言で言うと、高らかに歌いすぎに感じた。
このアニメの世界観、視聴者、シリーズのファンを総合したら、もう少し違う歌になったのではないかと思う。もう少しポップでリズミカル、ダンサブルな歌い方のほうが合っているのではないかと思う。少なくとも自分はそうする。
こんなこと想像しても、これだからこの歌手は、と言ってはいけないとは思う。だって歌唱の方向性は本人だけで決めていないはずだし。
でも、この歌手さんは、"自分の知る以前の作品"でも同じ印象を感じたんだ。
すなわち、作品の方向性を無視した、自己満足のような歌い方。
自分は彼女のライブにも行ったことがある。良い表現にをしていた。彼女のポテンシャルは高いものだと思う。
でも、仕事としての歌唱は十分にできているか?作品に自分のエゴを入れていないか?
自分はその印象がどうしても抜けない。し、今回の歌唱でもそれを払拭することはできなかった。
だから…こうなることがわかっていたから、このシリーズに来てほしくなかったんだ。
ちょっと良い曲、どまりだよ。
少なくとも今の状況では、来年以降の展開が憂鬱になる。だって、一度このシリーズに参加したら、しばらくは参加し続けることになるから。

今回は全肯定できないブログで申し訳ない。今後の視聴で印象が変わるか?
ここで書いた自分の意見は間違いだったか?最初の印象を捨てることはできるか?
来週を楽しみにできなくてすまない。